SBI証券 投信マイレージ|選べる5つのポイントの還元率と使い道を比較、最も得するポイントを解説

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投信マイレージを活用

SBI証券の投信マイレージでは、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与され、Vポイント・Tポイント・Pontaポイントなど 5種類から選択できます。 しかし、ポイントごとに使い道や還元率が異なるため、最適なポイント選択は投資効率を左右する重要な要素です。

本記事では、各ポイントの出口戦略と実質還元率を比較し、SBI証券で最もお得なポイントの選び方 を詳しく解説します。

この記事はこんな人にオススメ
  • SBI証券で投資信託を利用している/利用したい
  • 投資で獲得したポイントを有効活用したい

SBI証券で獲得できるポイント

SBI証券では、積立投資投信マイレージでそれぞれポイントが付与されます。

積立投資

三井住友カードを利用した積立投資で0.5~4.0%のポイントを獲得できます。獲得できるポイントはVポイントです。

投信マイレージ

投信マイレージは、投資信託の月間平均保有額に応じてポイントが付与されるサービスです。

SBI証券で投資信託を保有すると、 月間平均保有額 × ファンドごとの付与率 に応じてポイントが付与されます。

ポイント付与の基本式は以下の通りです。

獲得ポイント = 月間平均保有額 × 付与率

付与率はファンドごとに異なります。付与率の目安は以下の通りです。

ファンド種類付与率の例
SBI・Vシリーズ等の低コストインデックス0.01%〜0.05%
アクティブファンド0.1%〜0.2%
信託報酬が高いファンド0.2%〜0.5%

人気のインデクスファンド(S&P500とオルカン)は以下の付与率です。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500): 0.028%
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー): 0.0175%

そして、投信マイレージでは獲得ポイントを5つの候補から選択することができます。

当記事では、投信マイレージで選択できるポイント別に、実質還元率を具体例に基づき解説します。


投信マイレージで選択できるポイントと設定方法

投信マイレージでは、獲得ポイントを以下の5つから選択できます。

  • Vポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント
  • JALマイル
  • PayPayポイント

獲得ポイントの設定方法は以下のとおりです。

  1. SBI証券にログイン
  2. 「ポイントサービス」メニューへ
  3. 「ポイント種別の選択」から希望のポイントを選ぶ
  4. 連携手続きを行う(初回のみ)

投信マイレージではどれだけポイントを獲得できるか

実際にどの程度のポイントが付与されるのかイメージしやすいよう、 ここでは「月5万円を5年間積み立てた場合」と「NISA非課税枠を5年分すべて使った場合」の2パターンで、 代表的な低コストファンド(eMAXIS Slim 全世界株式)の付与率を使って計算例を示します。

どちらも収益率は考慮せず、単純な保有額ベースで計算しています。

月5万円で積立投資を5年間続けた場合:

  • 保有額:月5万円*12ヶ月*5年=300万円 (収益率は省略)
  • 銘柄:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー): 0.0175%
  • 獲得ポイント = 300万× 0.0175 = 525 pt/年

NISA非課税枠5年分を全て埋めた場合:

  • 保有額:1,800万円 (収益率は省略)
  • 銘柄:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー): 0.0175%
  • 獲得ポイント = 1,800万× 0.0175 = 3150 pt/年

投信マイレージではどのポイントを連携するのがお得か?

投信マイレージでは付与されるポイントを5つのポイントから選ぶことができます。

ポイント利用時の実質還元率一覧

ポイント利用時の実質還元率料金充当
Vポイント1.5倍(ウェル活)
1.0倍(VポイントPay,他)
三井住友カード:1.0倍
Pontaポイント1.1〜1.5倍(au PAYマーケット限定ポイント)
1.5倍前後(ローソン)
1.0倍(基本)
au携帯料金:実質1.1倍
au PAYカード:1.0倍
dポイント1.05倍(dショッピングデー)
1.5倍前後(ローソン)
1.0倍(基本)
ドコモ料金:実質1.1倍
dカード:1.0倍
JALマイル1〜10倍(航空券)
0.55倍(WAON)
0.5倍(基本)
不可
PayPayポイント1.0倍(基本)ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO料金:実質1.1倍
PayPayカード:1.0倍

どのポイントを選ぶのが最もお得になるのか、1つずつ解説していきます。

Vポイント

ウェル活が最強 【実質還元率1.5倍】

ポイント効率を最大化するならウェル活です。ウェル活は、毎月20日にウエルシア薬局でVポイントまたはWAON POINTを200ptあたり300円で利用することできる、日用品や食料品等をお得に購入する方法です。
例えば、1,000pt分のポイント消費で1,500円分のお買い物ができます。
実質還元率1.5倍は、ウェルシア薬局を日常利用される方にとっては最強の出口といえます。

VポイントPay(スマホ決済)

VポイントPayは、1pt=1円として、コンビニ・飲食店・ドラッグストアなどで幅広く使えます。

SBI証券で再投資

SBI証券で国内株式や投資信託を購入するときにVポイントPontaポイント1pt=1円でそのまま利用でき、現金と併用して購入することもできます。三井住友カードでの積立と合わせてポイント管理がしやすく、再投資の手間が少ないメリットがあります。

Vポイント運用

Vポイント運用は、手持ちのVポイントを“疑似投資”として運用できるサービスで、SBI証券のポイント利用とは別の仕組みです。
現金不要・手数料無料で、ポイントは選んだコースの値動きに応じて増減し、いつでも通常のVポイントに戻せます。
Vポイント残高を自動で運用に充当する機能を使うと、使い道を考える手間や操作を省ける点がメリットです。

三井住友カードのクレジットカード支払い(キャッシュバック)

以下のカードなどは、貯まったポイントをそのまま支払いに充当できます。料金充当(実質現金化)のメリットについては記事の後半で解説します。

  • 三井住友カード(NL / ナンバーレス)
  • 三井住友カード ゴールド(NL)
  • 三井住友カード プラチナプリファード
  • Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)
  • その他、Vポイントが貯まるスタンダードな三井住友カード

Pontaポイント

au PAYマーケットのお得なポイント交換所

Pontaポイントをau PAYマーケット限定で使えるポイントに交換すると、ポイントを1.1倍または1.5倍に増やすことが出来ます。

  • 1.5倍の上限額は条件によって変わります。利用条件ごとの上限額は下表の通りです。
利用条件au PAY カード保有なしau PAY カード保有ありau PAY ゴールドカード保有あり
au・UQ mobile利用者 または auスマートパスプレミアム加入者500pt/月1,000pt/月2,000pt/月
上記未加入0pt(交換対象外)500pt/月1,500pt/月
  • 1.1倍の上限額はありません

増量交換したau PAYマーケット限定ポイントは、au PAYふるさと納税にも使えますので、無駄なく活用しやすいです。

通常利用(au PAY、街/オンラインのお店)

Pontaポイントは、au PAYにチャージして 1ポイント=1円 として、 コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店など、au PAYが使える店舗で幅広く支払いに使えます。
Ponta加盟店/サービスではポイントをそのまま支払いに使えます。 こちらも 1ポイント=1円 の等価利用で、特別な手続きなしに使えるのが特徴です。

ローソン お試し引換券

ローソンのお試し引換券は、Pontaポイントやdポイントを使って、対象の商品を通常より少ないポイントで交換できる特典です。
実質還元率は多くの商品で 1.5倍前後 になります。飲料では 1.6倍 、日用品は 1.25倍程度 になる場合もあります。

SBI証券

PontaポイントもSBI証券で国内株式や投資信託を購入するときに利用できます。

三菱UFJeスマート証券

三菱UFJ eスマート証券では、Pontaポイントを使って 投資信託の買付 ができます。 ポイントは 1pt=1円 としてそのまま利用でき、現金と併用して購入することも可能です。

ポイント運用

Pontaポイントにも「ポイント運用」サービスがあります。

au携帯料金/au PAYカードの利用料金に充当

au PAY または au PAY カードを持っている au回線契約者 は、Pontaポイントを使って au携帯電話の月額料金に1ポイント=1円として充当できます。

Pontaポイントは、au PAY カードの請求額にも1ポイント=1円として充当できます。
料金充当(実質現金化)のメリットについては記事の後半で解説します。

dポイント

dポイントには、日常の支払いから投資まで幅広い使い道があります。

  • d払いで日常の買い物
  • dショッピングデー(実質還元率1.05倍
  • ローソン お試し引換券(実質還元率1.5倍前後
  • マネックス証券、Theo+docomo
  • dポイント運用
  • 携帯料金やドコモ光の支払いに充当(実質還元率1.1倍
  • dカードの請求額に充当

dポイントの出口戦略については以下の記事で詳しく解説しています。

SBI証券との連携で得られるdポイントは、dポイントクラブのランク判定対象外です。
dポイントクラブのランク判定については、以下の記事で詳しく解説しています。

JALマイル

JALマイルは、投信マイレージの付与比率が半分になりますが、特典航空券を上手く使うと1マイル2円以上で利用できますので、JALを利用する機会が多い方はお得です。

特典航空券(国内線)に交換する

JALマイルの最も代表的な使い道です。 特に、繁忙期の航空券や直前予約では、 になることもあり、マイルの価値を最大化しやすい出口です。
付与比率*0.5を考慮すると、1pt=1~3円相当です。

特典航空券(国際線)に交換する

国際線は必要マイル数が多いものの、ビジネスクラス・ファーストクラス では非常に高い価値になります。

  • ビジネスクラス:1マイル=5〜10円以上 (1pt=2.5〜5円)
  • ファーストクラス:1マイル=10〜20円以上も可能 (1pt=5〜10円)

座席アップグレードに利用する

例:国際線 エコノミー → ビジネス(対象運賃のみ)
価格差:15〜30万円
必要マイル:25,000〜30,000マイル
→ 1マイル=6〜12円相当(1pt=3〜6円)

例:国内線 普通席 → ファーストクラス
価格差:8,000〜10,000円
必要マイル:4,000マイル
→ 1マイル=2〜2.5円(1pt=1〜1.25円)

などのアップグレードにマイルを使う方法です。

WAONポイントに交換する

JALマイルは WAONポイントに交換可能 で、日常の買い物に使えます。

例:10,000マイル → 11,000 WAONポイント(実質還元率0.55倍

JALショッピング、提携サービス

JAL公式通販サイトで、1マイル=1円で支払いに使えます。(実質還元率0.5倍)

JALマイルは、ホテル予約やレンタカーなどにも1マイル=1円で使えます。(実質還元率0.5倍)

PayPayポイント

PayPay残高として利用

PayPayポイントは、PayPayアプリを使って そのまま1ポイント=1円として支払いに利用できます。 特別な設定は不要で、PayPay残高と同じ扱いで使えます。加盟店が多く実店舗で利用しやすいポイントです。

Yahoo!ショッピング・LOHACO

Yahoo!ショッピングやLOHACOでも、 PayPayポイントをそのまま1ポイント=1円として支払いに利用できます。

PayPay資産運用

PayPay証券ミニアプリを使ってPayPayポイントをそのまま1pt=1円で投資に回せます。

ポイント運用

PayPayポイントにも「ポイント運用」サービスがあります。

ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO料金、PayPayカード請求に充当

PayPayポイントは、以下の携帯料金に 1ポイント=1円 で使えます。

  • ソフトバンク
  • ワイモバイル
  • LINEMO

PayPayポイントは、PayPayカードの請求額にも充当可能です。

料金充当を活用したスキーム

SBI証券の投信マイレージで得たポイントをそのままSBI証券で再投資する場合、VポイントまたはPontaポイントを選択する必要があります。但し、ポイントを現金化、あるいは予定された現金支払いを減らすことが出来れば、その分を現金で再投資すればポイントを使った再投資と同等以上の効果を得ることが出来ます。

以下、ドコモ料金の請求額へポイントを充当を例に説明します。

  1. SBI証券とのdポイント連携を設定して投信マイレージをdポイントで獲得します。
  2. 獲得したポイントをドコモ料金へのポイント充当に使います。
  3. ポイント充当により減った請求分を現金で投資に充てます。

dポイントはSBI証券の再投資には使えませんが、このスキームを使えば、間接的にポイントで再投資できます。

さらに、ポイント充当分は非課税ですので、現在の消費税率10%分がお得となります。

ドコモ料金へのポイント充当については、以下の記事で詳しく解説しています。

ドコモ料金以外でも携帯料金へのポイント充当ができるポイントについては、同様のスキームが適用できるものと考えます。

携帯料金へのポイント充当時の消費税計算については、税抜請求額からポイント充当額を差し引いた後に消費税が計算されるという考え方が一般的です。これは、ポイントが「値引き」として扱われるため、課税対象となる金額がポイント適用後の金額になるためです。

この考え方の根拠として、国税庁の公式見解が参考になります。例えば、国税庁のページでは、ポイント利用時の消費税の取り扱いについて以下のように説明されています:

事業者が商品を購入した際、その取引(課税仕入れ)について仕入税額控除を行うこととなりますが、商品購入時にポイントを使用した場合、消費税の「課税仕入れに係る支払対価の額」は、

① ポイント使用が「商品本体価額の値引き」である場合には、商品対価の合計額からポイント使用相当分の金額を差し引いた金額(値引後の金額)

② ポイント使用が「支払うべき価額の値引き」である場合には、商品対価の合計額(全額)

となります。

国税庁HPより抜粋

これらの情報を参考にすると、携帯料金へのポイント充当時の消費税計算は、税抜請求額からポイント充当額を引いた後に消費税が計算される仕組みであることが分かります。

一方、クレジットカード利用料金へのポイント充当は、消費税計算後に行われるのでご注意ください。
それでも実質現金化によるメリットは得られます。通常のポイント利用分にはポイントが付与されませんが、現金あるいはその他のポイント付与ありの支払い方法を利用すれば、実質還元率は僅かに有利です。


まとめ

SBI証券の投信マイレージでは、投資信託の保有残高に応じて付与されるポイントを、5種類の中から自由に選択できます。 同じ保有残高でも、どのポイントを受け取るかによって「実質的な価値」や「使い勝手」が大きく変わるため、ポイントの選択は非常に重要です。

本記事では、

  • 各ポイントの出口戦略(投資・日常利用・料金支払いなど)
  • それぞれを選んだ場合の実質還元率 を比較し、最も価値を高められるポイントの選び方 を整理しました。

投信マイレージは、長期投資を続けるほどポイントが積み上がる仕組みです。 だからこそ、受け取るポイントを最適化することで、同じ投資でも得られるリターンを確実に高めることができます。

ポイントの活用次第で、運用効率はさらに向上します。 日々の支払いを賢く管理しながら、長期的な資産形成につなげる方法として、ぜひ活用をご検討ください。


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