銀行ポイ活は、銀行が提供するポイント制度を活用し、毎月の資金移動を自動化することでポイントを積み上げる方法です。 特に「他行からの入金」でポイントが付く銀行を組み合わせることで、手間なく安定したポイント獲得が可能になります。
本記事では、その中心となる 楽天銀行 を例に、
- 入金でポイントが付く仕組み
- 無料で送金できる条件
- 自動送金を使った毎月のループ構築手順
といった、実践に必要なポイントを整理します。
銀行ポイ活の全体像
銀行ポイ活は、銀行の利用状況に応じてポイントがもらえる仕組みを活用し、 それを 無料かつ自動で回すことで、毎月ポイントを積み上げる方法です。
銀行が提供するポイント付与条件には、 「給与受取」「口座振替」「キャッシュレス決済」「残高条件」などさまざまな種類があります。 その中でも、銀行ポイ活で最も扱いやすく、 自動化との相性が圧倒的に良いのが “他行からの入金” によるポイント付与です。毎月の資金移動を自動化することで、完全放置でポイントを獲得できるようになります。
この記事では、 この「入金によるポイント付与」に着目し、 銀行の自動送金・自動入金機能を組み合わせて、 毎月のポイント獲得を完全自動化する方法 を解説していきます。
ポイント付与の仕組み
銀行ポイ活の中心となるのが、 「他行からの入金(被振込)」でポイントが発生する仕組み です。
銀行が提供するポイント付与条件の中でも、 この“入金によるポイント付与”は次の理由から自動化との相性が抜群ですし、再現性が高く、誰でも同じ条件で達成できます。
- 入金元はどの銀行でもよい(給与でなくてOK)
- 自動送金・自動入金と組み合わせやすい
さらに、毎月の資金移動を自動化することで、 完全放置でポイントが貯まる仕組み を作ることができます。
資金を動かす仕組み(自動送金/自動入金)
銀行ポイ活を自動化するためには、 毎月の資金移動を“人の手を使わずに”行う仕組み が必要です。
そのために使うのが、銀行が提供する次の2つの自動機能です。
- 自動送金(自分の口座 → 他行へ自動で送る)
- 自動入金(他行 → 自分の口座へ自動で引き落とす)
この2つの機能を活用して、 毎月のポイント付与条件(=他行からの入金)を自動で満たすことができます。
完全自動化の基本方針(送金と回収のループを作る)
銀行ポイ活を完全自動化するためには、 ポイント付与対象の口座へお金を送金、 その後に元の口座へ回収する という2つの動作を自動化する必要があります。
この「送金」と「回収」を毎月自動で行うことで、 人が何もしなくてもポイント付与条件を満たし続けられます。
① ポイント付与対象の口座へ入金する(送金)
ポイント付与対象の銀行口座へ、 他行から自動でお金を送る設定 を行います。
- 他行の口座で 自動送金 を設定する
- ポイント付与条件が「複数回の入金」の場合は、複数回の自動送金を設定 して条件を満たす
- 同日に複数回送金すると条件対象外になる可能性があるため、日付をずらして設定する のが安全
② ポイント付与対象の口座から元の口座へ戻す(回収)
送金したお金を、 翌月も使えるように元の口座へ戻す工程 です。
回収方法は2種類あります。
A. ポイント付与対象の口座から 自動送金 で戻す(自分の口座 → 他行)
B. 他行側で 自動入金 を設定して引き戻す(他行 → 自分の口座)
どちらを使っても構いません。
- 回収がポイント付与条件に含まれていない場合は、 1回の送金/入金で十分です。
- 自動入金を使う場合は、 送金元の無料送金回数を消費しない という利点があります
● 送り込み × 回収 の2ステップで完全自動化が成立する
銀行ごとに「自動送金」「自動入金」の有無が異なるため、 どちらの機能をどこで使うかを組み合わせることで、 毎月のポイント付与条件を自動で満たすループが完成します。
銀行ポイ活の候補銀行一覧
銀行ごとに、
- 他行からの入金でポイントが付くか
- 毎月の送金を自動化できるか
- 他行からの引き落とし(自動入金)が使えるか
といった対応状況が異なります。
そこで、主要な銀行について、 この3つの項目にどの程度対応しているのか を一覧にまとめました。
銀行の機能一覧(比較表)
| 銀行名 | ポイント付与 | 自動送金 | 自動入金 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 楽天銀行 | 送金5件の場合、 5〜15pt + 150円 | ○ 無料回数:0〜5回 | × | 入金でポイント付与。自動送金ありで扱いやすい |
| 住信SBIネット銀行(d NEOBANK) | × | ○ 無料回数:1〜20回 | ○ | 自動送金・入金あり。 |
| auじぶん銀行 | ○ | × | ○ | 入金でポイント付与。自動入金ありで回収が強い |
完全自動ループ例|住信SBI × 楽天銀行
銀行ポイ活を完全自動化するためには、 「ポイント付与のある銀行」と「自動送金・自動入金が使いやすい銀行」を うまく組み合わせて、毎月の送金と回収を自動で行う仕組みを作る必要があります。
その中でも、住信SBIネット銀行と楽天銀行の組み合わせは、最もシンプルで再現性が高い完全自動ルート の一つです。住信SBIネット銀行と楽天銀行の詳細については以降のパートで解説しますので、ここでは、この2つの銀行を使った銀行ポイ活の流れを説明します。
- 楽天銀行は 他行からの入金でポイント付与あり
- 住信SBIネット銀行は自動送金・自動入金が利用できる(送金は無料回数内)
- 楽天銀行側にも 自動送金機能がある
つまり、
- 送金:住信SBIの自動送金
- 回収:楽天銀行の自動送金 あるいは 住信SBIの自動入金
という構造で、 完全自動の循環ループが成立 します。
① 送金:住信SBI → 楽天銀行(自動送金)
住信SBIネット銀行では、 毎月決まった日に自動で振込を行う設定ができます。
楽天銀行ポイント付与条件(他行からの入金)を上限回数5回まで満たすために、 例えば、次のように設定します。
- 毎月1日:3,000円の自動送金(1回目)
- 毎月5日:3,000円の自動送金(2回目)
- 毎月10日:3,000円の自動送金(3回目)
- 毎月15日:3,000円の自動送金(4回目)
- 毎月20日:3,000円の自動送金(5回目)
同日に複数回送金すると1回扱いになる可能性があるため、 日付をずらすのが安全です。
ただし、住信SBIネット銀行の無料送金枠を確保する条件については、以降のパートで解説します。
② 回収:楽天銀行 → 住信SBI(自動送金または自動入金)
楽天銀行側にも自動送金機能があるため、 ポイント付与条件を満たした後のお金を 自動で住信SBIへ戻す ことができます。あるいは、住信SBIの自動入金機能でも同じように回収できますし、無料送金回数を消費しなくて済みます。
設定はシンプルで、
- 毎月25日:1回だけ住信SBIへ自動送金
👉 回収はポイント付与条件ではないため、 1回の送金で十分です。
これだけで、 翌月の「送金」に必要な資金が住信SBI側に戻り、 ループが途切れません。
● 完全自動ループの完成図
住信SBI(自動送金)
↓ ①送金(5回)
楽天銀行(ポイント付与)
↓ ②回収(1回)
住信SBI(翌月の資金が戻る)
このループが毎月自動で回り続けることで、 完全放置で楽天銀行のポイント(1回10円×5回+ボーナス100p=150円)が毎月積み上がる 仕組みが完成します。
● 住信SBI × 楽天銀行 ルートのまとめ
- 設定するのは 住信SBIの自動送金5回+楽天銀行の自動送金1回 のみ
- すべて無料枠の範囲で運用可能(ただし、無料枠確保のための条件あり)
- 楽天銀行の自動送金、または住信SBIの自動入金により回収が容易
👉 銀行ポイ活の“基本形”としておすすめのルートです。
銀行ポイ活の候補銀行を詳細解説
ここからは、銀行ポイ活の候補銀行について、個別に解説していきます。
楽天銀行(ポイント付与 × 自動送金)
楽天銀行は、銀行ポイ活において扱いやすい銀行の1つです。
理由は、入金・送金の両方がポイント付与対象であり、さらに振込無料回数の優遇があるため、自動化ルートに組み込みやすい ためです。
楽天銀行のポイント制度のうち、銀行ポイ活に関係するのは以下の2つです。
- ハッピープログラム
- 入金・送金・ATM利用キャンペーン
ハッピープログラム
ハッピープログラムは、会員ステージに応じた特典を得ることができる制度です。
| ランク | 楽天銀行 残高条件 | 取引件数条件 | 他行振込手数料 無料回数 | ポイント倍率 |
|---|---|---|---|---|
| ベーシック | なし | なし | 0回 | 1倍(1pt) |
| アドバンスト | 10万円以上 | 5件以上 | 1回 | 1倍(1pt) |
| プレミアム | 50万円以上 | 10件以上 | 2回 | 2倍(2pt) |
| VIP | 100万円以上 | 20件以上 | 3回 | 3倍(3pt) |
| スーパーVIP | 300万円以上 | 30件以上 | 5回 | 3倍(3pt) |
ハッピープログラム対象のサービスを利用すると、利用ごとに1〜3ptが付与されます。
銀行ポイ活で重要なのは次の2点です。
- 他行振込手数料の無料回数が増える
→ 楽天銀行 → 他行の「回収送金」を無料で行える - ポイント付与率が上がる
→ 入金のポイントが1〜3ptに増加
※ 送金のポイントも1〜3ptに増加しますが、無料送金はポイント付与対象外のため、銀行ポイ活では利用しません。
入金・送金・ATM利用キャンペーン
このキャンペーンでは、次の5種類の取引を行うと現金が振り込まれます。ただし、毎月キャンペーンにエントリーする必要があります。キャンペーン頁には、楽天銀行トップ頁(アプリホーム画面)からアクセスできます。キャンペーン参加は毎月2日からエントリーできますので、忘れずにエントリーしましょう。
| 対象取引 | 内容 | 付与ポイント | ボーナス |
|---|---|---|---|
| 他行への振込 | 楽天銀行 → 他行 | 10〜20円/件(上限5件) | 5件で+100円 |
| 他行からの入金 | 他行 → 楽天銀行 | 10円/件(上限5件) | 5件で+100円 |
| ATM入金・出金 | ATM入出金 | 10円/件(上限5件) | 5件で+100円 |
| 海外送金 | 海外送金 | 10円/件(上限3件) | 3件で+100円 |
| 海外受取 | 海外受取 | 10円/件(上限3件) | 3件で+100円 |
銀行ポイ活で実際に使うのは 「他行からの入金」 です。上限5件を達成するとボーナスで+100円付与されますので、合計150円/月です。
こちらも、無料利用分はポイント付与対象外ですので、振込・送金、ATM入出金等は、銀行ポイ活では利用しません。
他行から楽天銀行への入金(振込)により、ハッピープログラム と 入金・送金・ATM利用キャンペーン の両方で、ポイント及び現金を獲得できます。5回達成すると、5〜15ptと150円を毎月獲得できます。
入金・送金の両方がポイント付与対象 です。
(準備中)住信SBIネット銀行
この銀行の詳細解説は現在 準備中 です。 追記が完了し次第、この記事内でお知らせします。
(準備中)auじぶん銀行
この銀行の詳細解説は現在 準備中 です。 追記が完了し次第、この記事内でお知らせします。
(準備中)三井住友銀行
この銀行の詳細解説は現在 準備中 です。 追記が完了し次第、この記事内でお知らせします。
注意点
各銀行の制度は変更される場合があります。
特に注意が必要なのが、無料回数付与条件の変更です。無料回数が足りなくなると手数料が発生しますので、自動送金設定により、振込手数料が発生しては元も子もありません。
銀行ポイ活ルートに組み込んだ銀行の制度変更については、定期的にチェックすることをおすすめします。
まとめ
銀行ポイ活の基本は、 「入金でポイントが付く銀行を組み合わせ、完全自動でループを回す」 というシンプルな構造です。
本記事ではまず楽天銀行を詳しく解説しましたが、 他の銀行(住信SBIネット銀行、auじぶん銀行など)についても、 入金ポイントの有無・無料送金の可否・自動送金の相性 といった観点で後日追記していきます。
この記事は「ポイ活」カテゴリに属しています。
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