Amazonでは多くの決済方法が利用でき、選び方によって受け取れるポイント還元が大きく変わります。本記事では、Amazon公式情報と筆者の実践データをもとに、利用できる決済手段の特徴や還元率、dポイントの二重取り、ファミペイを使った高還元テクニックまで整理して紹介します。
Amazonで利用可能な決済方法
Amazonでは、決済手段を大きく以下のカテゴリに分類しています。
クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード
Amazonで最も幅広く利用されている決済方法です。主要ブランドのクレジットカードに加え、デビットカードやプリペイドカードにも対応しており、オンライン決済に慣れている方にとって使いやすい方法です。
- Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners
- デビットカード
- プリペイドカード(Vプリカなど)
- Amazon Mastercard(Prime / 通常)
スマホ決済・電子マネー
PayPay・メルペイ・au PAY などのスマホ決済や、楽天Edy・モバイルSuicaといった電子マネーも、Amazonの決済方法として利用できます。
- PayPay
- メルペイ
- au PAY
- d払い(電話料金合算払い)
- ペイディ(あと払い)
- 楽天Edy / モバイルSuica など
Amazonギフトカード
現金で購入してチャージできる、Amazon独自のプリペイド残高です。ファミペイとの組み合わせで還元率UPできる、筆者オススメの決済方法の1つです。ファミペイと組み合わせた還元率UP方法については、本記事後半で紹介します。
- チャージタイプ
- カードタイプ
- Eメールタイプ
- 印刷タイプ
コンビニ・ATM・ネットバンキング払い
現金派の方に便利な決済方法です。コンビニやATM、ネットバンキングを利用して支払えるため、クレジットカードを持っていない方でも安心してAmazonを利用できます。
- コンビニ払い(セブン、ファミマ、ローソン等)
- ATM払い(Pay-easy)
- ネットバンキング払い
ポイント払い
Amazonで貯まったポイントや、dアカウント連携することによりdポイントも支払いに使えます。1ポイント=1円として利用でき、ポイント消化に活用できます。
- Amazonポイント
- dポイント(Amazon × dアカウント連携)
決済方法ごとの還元率一覧
Amazonのポイント付与には、以下の3種類があります。
- 商品ごとのポイント付与
- 決済方法によるポイント付与(決済還元)
- キャンペーンによるポイント付与
当記事では、支払い方法そのものに対して付与される「決済還元率」だけを整理しています。
どの決済方法を選ぶかによって、受け取れるポイントが変わるため、まずは各決済手段の基本的な還元率を把握しておくことが重要です。以下の一覧では、Amazonで利用できる主要な決済方法について、純粋な決済還元のみを比較しています。
決済還元率だけを比較すると、Amazon Prime Mastercardの2.0%が最高還元となります。
| 決済方法 | 決済還元率 | 備考 |
|---|---|---|
| Amazon Prime Mastercard | 2.0% | プライム会員限定 Amazon以外では1% |
| Amazon Mastercard | 1.5% | Amazon以外では1% |
| 一般のクレジットカード | 0.5〜1.5% | 各カードの基本還元 |
| PayPay(残高払い) | 0.5%〜1.5% | PayPayステップの通常還元 |
| au PAY(残高払い) | 0.5%〜1.5% | 決済還元+チャージ還元 |
| メルペイ | 0% | 基本還元なし |
| d払い(Amazon利用) | 0% | d払いの通常還元は対象外 |
| ペイディ | 0% | 基本還元なし |
| Amazonギフトカード残高 | 0% | 基本還元なし/物理カード購入方法を工夫すると・・・ |
| コンビニ払い / ATM払い | 0% | 還元なし |
| 電子マネー(Edy / Suica) | 0〜0.5% | チャージ元カード次第 |
| Amazonポイント払い | 0% | 付与なし |
| dポイント払い | 0% | 付与なし |
Amazonポイントとdポイントの二重取りとは?
Amazonでのお買い物では、Amazonポイントとdポイントを二重取りすることができます。決済方法によらず、獲得ポイントを増やせますので、dアカウントを持っている方は実践しない理由はありません。
二重取りの仕組み
Amazonとdアカウントを連携すると、Amazonでお買い物したときに、支払い方法に依らず、Amazonポイントとdポイントの両方が同時に付与されます。
Amazonでのお買い物で付与されるdポイント
- 付与率:対象商品の合計金額の1%
- 付与上限:1決済につき最大100ポイント
- 割引/ポイント利用の扱い:クーポンなどの割引を適用した後の支払い金額がポイント付与計算対象となります。dポイントやAmazonポイントで支払った分もポイント付与計算対象に含まれます。
dポイントが付与されるための条件
- dアカウント連携
- Amazon.co.jpのdポイント特設ページから、dアカウントとAmazonアカウントを連携設定します。
- 1回あたりのお買い物金額
- 1回の注文(1回の決済)の対象商品の合計金額が5,000円(税込)以上である必要があります。
- 対象外の商品
- 以下の商品はポイント付与計算の対象金額から除外されます。
- Amazonギフトカード、金券類
- デジタルコンテンツ(Kindle本、音楽、アプリなど)
- 定期おトク便のご注文
- Amazonプライム会費
- Amazonネットスーパー(ライフ、バロー、成城石井など)
- 以下の商品はポイント付与計算の対象金額から除外されます。
上限100ポイントを超えてdポイントを獲得する方法
決済(注文)を分ければ、100ポイントを超える付与を受けることが可能です。Amazonでのdポイント付与上限は、あくまで「1回のご注文(1回の決済)につき100ポイント」と定められているためです。
- 決済を分ける効果: 1回で20,000円(税込)の商品を購入しても付与は100ポイントですが、10,000円ずつを2回に分けて注文すれば、それぞれ100ポイントずつ、計200ポイントが付与されます。
- 最低条件: dポイント(通常分1%)が付与されるのは、1回の注文における対象商品の合計金額が5,000円(税込)以上の場合のみです。10,000円と3,000円に分けてもポイント付与は100ポイントですが、8,000円と5,000円に分けることができれば、ポイント付与は80+50=130ポイントです。
- 月間上限: 1決済ごとの上限とは別に、dポイントクラブのランク特典(倍率アップ分)には月間15,000ポイントという別の上限が設定されています。
(開催前)「dバリューパス」の「Amazon dポイントボーナスday」
2026年3月からは新サービス「dバリューパス」に関連した「Amazon dポイントボーナスday」などの施策も開始されるため、さらなる上乗せが期待できます。
ファミペイとの組み合わせで決済還元率UPする方法
ファミペイでは、特定日にファミペイ払いでにPOSAカードを購入すると、ポイント還元されるキャンペーンが開催されています。このキャンペーンを活用することで、実質3%前後の還元を得ることができます。
POSAカードは、店頭で購入できるプリペイド型のコード販売カードの総称です。主にコンビニや家電量販店で販売されています。
ファミペイ ✕ POSAカード で高還元のしくみ
- 通常還元:0.5%
- ファミペイの基本還元率は、POSAカード購入も対象です。
- POSAカードを1と5と0が末尾につく日にファミペイ払いで購入するとおトク:1.5%
- 毎月1,5,10,11,15,20,21,25,30,31日に、ファミペイでPOSAカードを購入すると、ファミマポイントが還元されます。
- 還元ポイント:通常還元に加えて、購入金額の1.5%の期間限定ファミマポイント
- 進呈ポイントは小数点以下切り捨て
- 進呈日:翌月末日(通常還元と進呈タイミングが異なります)
- 有効期限:進呈月を含む6ヶ月後の末日
- 楽天ギフトカード、スマホプリペイド、レジでApple Accountにチャージは対象外です。
- 還元ポイント:通常還元に加えて、購入金額の1.5%の期間限定ファミマポイント
- 毎月1,5,10,11,15,20,21,25,30,31日に、ファミペイでPOSAカードを購入すると、ファミマポイントが還元されます。
- ファミペイへのクレジットカードチャージ:0〜1.5%(チャージ元カードに依る)
- クレジットカードでファミペイ残高へチャージすると、クレジットカードのポイント還元を得ることができます。
- 原則、JCBブランドのクレジットカードのみ、ファミペイにチャージ可能です。
- iPhoneユーザーの場合、Apple Pay経由で他ブランドが使える場合があるようです。
- JCBブランドのクレジットカードであっても、ファミペイチャージでポイント還元されるカードは限られています。
- 楽天カード(JCB)は、ファミペイチャージでポイント還元がありません。
- マネックスカード(JCB)、PayPayカード(JCB)、イオンカード(JCB)は、ファミペイチャージでポイント還元があります。
- ファミペイへのチャージ上限は、ファミマカードとそれ以外のカードで異なります。
- ファミマカード:10万円/日、10万円/月
- 他社JCBブランドカード:1.5万円/日、2万円/月
上記全て合わせると、0.5 + 1.5 + 0〜1.5 = 2.0〜3.5%が実質還元率となります。
注意点:ファミペイのキャンペーンは予告無く中止になる可能性がありますので、POSAカードの購入前にキャンペーンページをご確認ください。
ファミペイチャージに使うクレジットカードは?
ファミペイチャージに使うクレジットカードによって、還元率と上限金額が異なりますので、利用状況に合わせて最適なカードを使うべきです。
ファミマカードと他社GCBブランドカードの還元率とチャージ上限は以下の通りです。
| ファミマカード | 他社JCBブランドカード | |
| チャージ還元率 | 0.5% | 0%〜1.5%(各社カードに依る) |
| 1日の上限 | 10万円 | 1.5万円 |
| 1ヶ月の上限 | 10万円 | 2万円 |
1ヶ月の利用金額が2万円以内の場合は、還元率1%以上の他社JCBブランドカードが良いですね。
2万円を超えて使いたい場合は、ファミマカードは還元率は下がりますので、ファミマカードと他社JCBブランドカードの併用が最適です。上限額は、カード種別ごとの枠が設定されており、ファミマカードで1枠、それ以外のカードはまとめて1枠の設定となっています。つまり、ファミマカードの10万円/月に加えて他社カードの2万円/月で、合計12万円まで使えますし、他社カードの2万円分は他社カードの還元率を適用できます。
また、ファミマカード以外の枠はまとめて2万円/月ですので、他社JCBブランドカードを2枚切り替えても月上限額は増えません。
どのPOSAカードを買う?
ファミペイの高還元を活用して購入するPOSAカードの候補は、Amazonギフトカードと、バニラVISAギフトカードです。
Amazonギフトカード(物理カード)とは
Amazon.co.jpで使えるプリペイド式のギフトカードで、店頭やコンビニで購入できるカードタイプ。裏面のコードをAmazonアカウントに登録すると、その金額がAmazon残高として使えるようになります。
バニラVISAギフトカードとは
VISAブランドのプリペイドカードで、VISA加盟店ならオンライン・実店舗を問わず幅広く使えるギフトカードです。チャージはできない使い切り型ですが、クレジットカードと同じ入力方式で決済できますし、用途が特定のショップに縛られない点も大きな魅力。Amazonで使う場合は、クレジットカード(決済還元なし)としてそのまま使えますが、1万円超の決済に使うためには、Amazonギフトカード(デジタル)の残高のチャージしてから使う必要があります。
Aamazonギフトカード vs バニラVISAギフトカード
AamazonギフトカードとバニラVISAギフトカードの比較表を以下にまとめました。
| 項目 | Amazonギフトカード | バニラVISAギフトカード |
|---|---|---|
| 利用範囲 | Amazon内のみ | VISA加盟店全般 |
| 有効期限 | 10年 | カード記載の期限(概ね1〜2年) |
| 金額(ファミマで購入できるもの) | 1,500〜50,000円 | 3,000〜10,000円 |
Amazonだけでしか使わないのであれば、Amazonギフトカード一択、
他の用途でも使い方は、バニラVISAギフトカードの汎用性は魅力です。
バニラVISAギフトカードは、Suicaにチャージして使う方法もオススメです。
バニラVISAギフトカードをAamazonで使う場合の注意点ですが、Amazonの登録クレジットカード欄を管理する必要があるということです。Amazonは複数のクレジットカードを登録できますので、うっかり残高ゼロのバニラVISAを決済方法に選択してしまうと、決済エラーを修正する手間がかかってしまいます。(筆者は何度か経験済みです。。)
結局どの決済方法が良いのか?
Amazonでの支払い方法は、目的によって最適解が変わります。ここでは「手間」「還元率」「使い慣れた決済」の3軸で整理します。
Amazonをよく使う・手間をかけたくない・キャンペーンも活用したい
- Amazon Prime Mastercard(2%)
- Amazon Mastercard(1.5%)
複雑な手順は不要で、安定して高還元を得られる決済方法です。
Amazonに特化したクレジットカードのため、Amazonのキャンペーンで高還元優遇がありますので、Amazonヘビーユーザーの方に相性が良いです。
決済還元率を最大化したい
- Amazonギフトカード(ファミペイルート)
- バニラVISAギフトカード(ファミペイルート/クレジットカードとしてAmazon利用)
- Suica(ファミペイルートでバニラVISAギフトカードからチャージ)
還元率は何れも同じ2.0〜3.5%です。特定日にファミペイでPOSAカード購入と、Amazon利用前にもギフトカード購入/クレカ登録/チャージなど、ひと手間かかりますが、決済還元率は最も高くなります。
いつもの決済方法を使いたい
- 手持ちのクレジットカード:0.5〜1.5%
- PayPay:0.5〜1.5%
- au PAY:0.5〜1.5%
- など
還元率を追求せずに、慣れた決済方法を使い続けるのも十分合理的です。
ポイントの分散も抑えられますし、決済回数/金額が増えて、ランクボーナス達成などにも寄与するメリットもあります。
まとめ
Amazonには多様な決済方法があり、どの支払い方法を選ぶかで受け取れるポイント還元は大きく変わります。 本記事では、Amazon公式情報と筆者の実践データをもとに、決済手段の種類・還元率・dポイントの二重取り・ファミペイルートによる高還元テクニックまで体系的に整理しました。
重視するポイントによって、最適な決済方法は異なります。
本記事の内容が、より快適にAmazonを利用するためのヒントになればうれしく思います。
この記事は「ポイ活」カテゴリに属しています。
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