失効させない!dポイント共有終了後のスマートな活用術【2025年最新版】

2025年のdポイント制度変更の概要を示すイメージ」 ドコモ経済圏
025年に予定されているdポイントの主なルール変更内容と管理のコツ

2025年、dポイントのルールが大きく変わります。 有効期限の延長ルール、毎月自動でポイントを送る・使う新機能、そして長らく利用されてきた「ポイント共有グループ」の終了——。 これまでとは異なる管理が求められる中で、大切なポイントを無駄なく活かすための具体策を、最新情報に基づいてわかりやすく解説します。

dポイントを活用している方、複数アカウントをお持ちの方は必見です!

ルール変更と日程

ドコモポイントクラブ公式より、以下のルール変更が発表されています。

  • dポイント(通常)の有効期限の変更:2025年10月(予定)
  • ドコモ料金へのdポイント充当機能の変更:2025年8月(予定)
  • 「dポイントを送る」機能の変更:2025年7月22日(火)(予定)
  • ポイント共有グループの終了:2025年7月23日(水)~7月31日(木)の間に順次実施予定

ルール変更内容の解説

ここでは、各ルール変更の内容について順に解説していきます。

※本記事は、2025年5月20日にdポイントクラブ公式サイトで公開された情報をもとに作成しています。内容は今後変更される可能性もあるため、最新の情報はドコモポイントクラブ公式サイトをご確認ください。

dポイント(通常)の有効期限の変更

旧ルール:獲得ポイントごとに、獲得月から48か月後の月末まで有効

新ルール:最後にdポイントを獲得または利用した日から12か月後まで有効(ローリング方式)

ただし、期間・用途限定ポイントの有効期限は延長されません。 一方で、期間・用途限定ポイントを「利用した場合」に限り通常ポイントの有効期限が延長されます。 なお、期間・用途限定ポイントを「獲得しただけ」では、通常ポイントの有効期限は延長されません。

さらに、以下のような操作も、有効期限延長の対象となります:

  • 「ドコモ料金へのdポイント充当」でdポイントを使った場合
  • 「dポイントを送る」機能でdポイントを使った場合

これらの変更により、定期的にdポイントを利用または獲得し続けていれば、通常ポイントの有効期限を事実上延ばし続けることが可能になります。

ドコモ料金へのdポイント充当機能の変更

ドコモ料金へのdポイント充当機能に、毎月自動でポイントを充当できる仕組みが新たに追加されます

従来は、充当額に未使用分がある場合は繰り越し可能でしたが、ポイントを追加・設定するには毎回手続きが必要な点がデメリットでした。今回のルール変更により、一度設定すれば毎月自動で充当されるようになるため、より便利に活用できるようになります。

ドコモ料金へのdポイント充当については、こちらの記事で詳しく解説しています。

「dポイントを送る」機能の変更

「dポイントを送る」機能には、以下のような変更が加わります。

✅ 利用可能なアプリ/サイトの拡大

  • 従来の「d払い」アプリに加え、「dポイントクラブ」アプリおよびWebサイトでも利用可能に。

✅ 毎月自動で送れる新機能

  • 「dポイントクラブ」アプリ/Webサイトでは、毎月自動でdポイントを送ることが可能に。
  • 最大5人まで送信先を登録可能。
  • 各送信先ごとにポイント数と優先順位を設定できる。

✅ 送信方法の2パターン

  • 送信先の電話番号を指定する。
  • dポイントクラブ会員番号を指定する。

✅ その他の仕様

  • 期間・用途限定ポイントも送信可能
  • ポイント残高が設定額に満たない場合、その月は送信されない
  • 「ポイントを送る/受け取る」には、dポイントクラブ会員情報の本人確認が必要

ポイント共有グループの終了

ポイント共有グループは、家族など最大10人まででdポイントをまとめて使える仕組みです。家族や複数アカウントのポイントを一元管理でき、使い忘れによる失効を防ぎながら効率的に活用できます

ポイント共有グループは2025年7月に終了しますので、活用していた方は注意が必要です。

ポイント共有グループ終了の対策

ご家族でポイント共有グループを設定し、代表者がポイントの失効を防ぐよう管理している場合や、複数のdアカウントを所有している場合、それぞれのアカウントを個別に確認する手間はできるだけ減らしたいものです

そこで、ポイント共有グループの終了後に備えて、ポイントの失効を防ぐための主な対策を以下にご紹介します

  • 「dポイントを送る」機能の活用
  • ドコモ料金へのポイント充当」の活用

ポイントを送る

毎月ポイントを送る機能を設定することで、メインアカウントにポイントを自動で集約できます。一度設定しておけば毎月自動で送信されるため、ポイント失効の防止策として有効です

ただし、注意すべき点が2つあります。

1つ目は、「ポイントを送る/受け取る」にはdポイントクラブ会員情報の本人確認が必要な点です。ドコモ公式サイトでは、1人で複数のdアカウントを作成・利用できることが明記されていますが、すでに他のアカウントで本人確認を済ませている場合は、新たなアカウントで申請できない可能性があるため、注意が必要です。

2つ目は、送信元のアカウントの保有ポイントが設定額に満たない場合、その月の送信は行われないという点です。ポイント共有グループの代替として提供される機能であることを考えると、ポイントが不足している場合でも、可能な限り全ポイントを送れるような改善が期待されます。なお、ドコモ公式サポートによれば、この仕様の詳細については今後正式に案内される予定とのことですので、最新情報の確認をおすすめします。

ドコモ料金へのポイント充当

各回線ごとに「ドコモ料金へのポイント充当」の毎月充当されるように一度設定を行っておけば、毎月自動でポイントが充当されるため、ポイントの失効防止策として有効です。 この機能は、ドコモ回線を契約しているアカウントが対象となります。

また、毎月の獲得ポイントが充当可能な料金を上回る場合には、「dポイントを送る」機能との併用も効果的です

なお、ポイント残高が設定額に満たない場合にどのように扱われるかについては、現時点で詳細が公開されていません。ドコモ公式サポートに確認したところ、保有ポイント全てが充当される予定とのことです。今後の情報更新に注意しておきましょう。

まとめ

2025年に予定されているdポイント関連のルール変更は、利便性の向上と管理の効率化を目的としたものが中心です。一方で、ポイント共有グループの終了に伴い、これまでの仕組みを活用していた方にとっては事前の準備が重要になります。

今後もdポイントを無駄なく活用していくためには、新しい自動機能をうまく取り入れつつ、ポイントの有効期限や送信条件などのルールを正しく理解し、定期的に状況を確認することが大切です。

公式からの最新情報も随時チェックしながら、これからの変更に備えていきましょう。

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